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2023年06月27日

バイトを辞めたい。何日前までに言うべき?

ハイトを辞めたい。何日前までに言うべき?
バイトを辞める理由は人それぞれだとは思いますが、「アルバイトを辞めたい」意思は、いつまでに伝えるのが適切なのでしょうか。早いに越したことはないのか、ギリギリでも大丈夫なのか、何日前までに伝えるのが良いのかなどについて紹介します。

法律上、退職意思は2週間前までに伝える

アルバイトを辞める場合、民法では雇用期間に定めがない人は退職希望日の2週間前までに辞める意思を伝えることとされています。

実際は1ヶ月前までに伝えるのが理想的

法律の定めでは2週間前とされている場合でも、バイト先の事情を考慮すると遅くてもバイトを辞める1ヶ月以上前までには伝えたほうが良いです。引き継ぎやシフトの組み換え、退職に関わる事務作業などを踏まえて早めに伝えることでスムーズに退職しやすくなります。

やむを得ない事情があれば即日退職できる

辞めたい理由によっては即日でもバイトを辞めることはできます。やむを得ない事情があり、バイト先と退職の合意ができれば、期間によらず辞めることができます。理由次第になりますので、アルバイト先と話して決めるのが良いでしょう。

 

契約期間がある場合は満了日までに伝える

アルバイトによっては、契約期間が3ヶ月、6ヶ月などと定められている場合もあります。
期間が決められている場合は、原則として期間終了まで働く必要がありますが、期間満了までに更新しないことを伝えれば辞めることができます。

1年を超えれば、いつでも退職可能

法律では、期間が1年を超える有期労働契約を結んでいる場合は、1年を過ぎた段階でいつでも辞めることができます。ただし、バイト先に辞める意思を伝える必要があります。こちらのケースでもアルバイト先の事情を考慮して、早めに伝えるのがいいでしょう。

やむを得ない事情があれば契約期間内でも辞められる

契約期間内であっても辞める方法はあります。契約期間が定められない雇用と同様にやめを得ない事情がある場合や、自分とバイト先とのあいだで合意が取れれば雇用契約の合意解約ができ、辞めることができます。

 

まずは就業規則を確認しよう

バイトを辞めたいと思ったときは、まず就業規則やバイトを始める時に結んだ労働契約書の内容を確認しましょう。そこに、「◯◯日前までに伝えること」など退職のルールが定められていればそれに従って行動するのが原則です。円満に退職できるように、バイト先のルールや事情を考慮して、退職意思を伝えましょう。

■監修
渋田貴正

司法書士事務所V-Spirits 代表司法書士。大学卒業後、大手食品メーカーや外資系専門商社に在職中に税理士、司法書士、社会保険労務士の資格を取得。2012年独立し、司法書士事務所開設。
https://www.pright-si.com/

※更新履歴:
2014年3月27
2021年2月17日
2023年6月26日

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